ただし、旧耐震基準の木造住宅で耐震改修を行う場合は、条件を満たすことで補助制度を利用できます。
この記事では、野田市で利用できる住宅関連の補助制度から申請時の注意点、外壁塗装費用を抑えるポイントまで詳しく解説します。
- 野田市に外壁塗装の助成金・補助金はある?
- 野田市で外壁塗装に関連して使える補助金制度
- 国や千葉県の制度で外壁塗装に活用できるもの
- 野田市木造住宅耐震改修補助金の申請手順【5STEP】
- 野田市の外壁塗装費用相場と業者選びのコツ
- 補助金以外で外壁塗装費用を抑える方法
- 野田市の外壁塗装に使える助成金に関するよくある質問
- 野田市で外壁塗装に補助金を場合は条件を満たせば可能
野田市に外壁塗装の助成金・補助金はある?
野田市で利用できる助成金・補助金制度や、外壁塗装と関連して活用できるケースについて整理します。
・野田市に外壁塗装専門の補助金はない
・野田市の制度は「助成」と「補助」が混在する
・耐震改修と組み合わせれば対象になる可能性がある
・「補助金が使える」という訪問営業に注意
野田市に外壁塗装専門の補助金はない
野田市が住宅向けに設けている補助制度は、住宅の性能向上に向けたサポートです。そのため、外観を美しく保つための外壁塗装は、補助対象ではありません。
制度の対象となるのは、耐震化・脱炭素化・空家対策などを目的とした改修工事です。まずは、「外壁塗装だけでは補助金の対象にならない」という点を押さえておきましょう。
外壁塗装で助成金が利用できる条件や、申請方法、金額相場などの全体像は、以下の記事で確認できます。
▶関連記事
【2026年最新】外壁塗装で助成金はもらえる?条件・申請方法・金額相場を解説
野田市の制度は「助成」と「補助」が混在する
野田市の住宅関連制度には、「助成金」「補助金」と異なる名称が使われています。例えば、耐震化に関する制度は「助成制度」と案内されていますが、根拠となる制度名は「野田市木造住宅耐震診断及び耐震改修工事費補助金交付規則」です。
一方、空家対策では「空家改修工事助成金」という名称が使われています。ただし、名称に「助成」と付いていても、誰でも利用できるわけではありません。
各制度の対象工事や条件を確認したうえで、自宅が制度の対象になるか判断することが大切です。
耐震改修と組み合わせれば対象になる可能性がある
野田市の助成金や補助金制度では、外壁塗装そのものは補助対象外ですが、耐震改修に伴う工事の一部として対象になる可能性があります。ポイントは、補助対象となるのが「住宅の耐震性能を高めるための工事」であることです。
例えば、耐震改修によって外壁の補修や復旧が必要になる場合、その費用が対象経費として認められるケースがあります。ただし、単なる塗り替えや美観を目的とした外壁塗装は対象外です。
補助対象となるかどうかは、実施する耐震改修の内容によって異なるため、工事の計画段階で都市計画課へ確認しておくと安心です。
「補助金が使える」という訪問営業に注意
補助金の情報サイトで「野田市は補助金あり」と、表示されることがあります。ただし、その多くは外壁塗装ではなく、省エネ設備の導入や住宅性能向上などを対象とした制度です。
野田市では、省エネ家電の買換え補助など住宅以外の分野でも、積極的に補助制度を実施しています。そのため、「野田市は補助制度が充実している」という印象から、外壁塗装にも使えると誤解されるケースがあります。
また、「この地域では外壁塗装に補助金が出る」と案内する訪問営業には注意が必要です。
提案を受けた場合は、まず制度名を確認しましょう。
正確な制度内容は、野田市役所「都市部・都市計画課・建築指導担当」(電話:04-7199-7603)で確認できます。
国や自治体で実施している助成金の探し方や申請方法の手順は、以下の記事で解説しています。
▶関連記事
外壁塗装の助成金・補助金を解説!実施中助成金の調べ方と申請方法
野田市で外壁塗装に関連して使える補助金制度
野田市の住宅向け補助金制度のうち、外壁塗装に関連して利用できる制度を4つ解説します。
・木造住宅耐震改修工事費補助金
・木造住宅耐震診断費補助金
・空家バンク活用時の空家改修工事助成金
・住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金
いずれも外壁塗装のみでは対象になりませんが、対象となる工事と組み合わせることで費用負担を軽減できる場合があります。
木造住宅耐震改修工事費補助金
野田市の「木造住宅耐震改修工事費補助金」は、耐震性が不足していると判定された木造住宅の耐震改修工事を支援する制度です。
対象住宅や条件、補助金額は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・自ら所有する住宅に居住し、野田市の住民基本台帳に記録されている方 ・市税を滞納していないこと |
| 対象住宅 | 昭和56年5月31日以前に建築または着工された、2階建て以下の木造在来工法による一戸建て住宅 |
| 診断の条件 | 耐震診断で上部構造評点が1.0未満と判定されたもの |
| 対象となる経費 | 耐震設計費・工事監理費・耐震改修工事費の合計 |
| 補助額 | 対象経費の3分の2(上限額:100万円) |
| 問い合わせ先 | 野田市「都市部・都市計画課・建築指導担当」 電話:04-7199-7603 |
木造住宅耐震改修工事費補助金では、対象となる工事費の一部について、最大100万円まで補助を受けられます。外壁を撤去して耐力壁を新設するなど、耐震性能を高める工事を行う場合は、外壁の復旧にかかる費用が補助対象に含まれる可能性があります。
ただし、補助を受けるには、改修後の上部構造評点を1.0以上に引き上げることが必要です。また、予算には上限があるため、申請を検討している場合は早めに手続きを進めましょう。
木造住宅耐震診断費補助金
「木造住宅耐震診断費補助金」は、耐震改修工事費補助金の利用に必要な耐震診断の費用を一部補助する制度です。耐震改修工事を行う前に、耐震性不足かどうかを確認するための診断を受ける必要があります。
そのため、耐震改修を検討している場合は、まず耐震診断費補助金の対象になるか確認しましょう。「木造住宅耐震診断費補助金」の概要は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・自ら所有する住宅に居住し、野田市の住民基本台帳に記録されている方 ・市税を滞納していないこと |
| 対象住宅 | 昭和56年5月31日以前に建築または着工された、2階建て以下の木造在来工法による一戸建て住宅 |
| 対象となる経費 | 建築士が行う「一般診断法」または「精密診断法」による耐震診断 |
| 補助額 | 診断費用の実支出額(上限額:8万円) |
| 申請時期 | 耐震診断を依頼する前に交付申請が必要 |
野田市では、耐震診断や補助制度について相談できる「無料の簡易耐震相談会」も実施されています。制度の対象になるか判断がつかない場合は、まず相談会や市の窓口で確認するとよいでしょう。
空家バンク活用時の空家改修工事助成金
「空家改修工事助成金」は、野田市空家バンクに登録された空家の改修費用を支援する制度です。助成金の対象は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | ・空家バンクに物件登録をしている所有者(物件登録者) ・空家への居住や利用を希望する方(利用登録者) ・市税を完納していること |
| 対象工事 | 物件登録者の場合:居住用の延床面積の2分の1以上であるもの ※売却目的の物件は対象外 利用登録者の場合:居住用の延床面積の2分の1以上であるもの ※契約締結日から6ヵ月以内に改修工事を行うこと |
| 補助額 | 改修工事費の2分の1(上限額:25万円) |
| 問い合わせ先 | 野田市役所「市民生活部・市民生活課」 電話番号:04-7123-1083 |
引用:野田市|空家等の対策
空家改修工事助成金の対象経費は、「改修工事にかかる費用のうち、市長が認めるもの」とされています。外壁の補修や塗り替えが対象に含まれるかは、工事内容によって判断が分かれるため、事前に市民生活課へ確認しましょう。
なお、売却を目的として空家バンクに登録しただけでは、改修費の助成対象にはなりません。対象となるのは、空家バンクに登録された物件を購入し、住居として暮らすために実施する工事や、賃貸として活用するために改修する場合です。
そのため、空家バンクの制度を理解したうえで、申請を行いましょう。
住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金
「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」は、住宅への省エネ・再生可能エネルギー設備の導入を支援する制度です。外壁塗装や外壁の断熱改修は、補助対象に含まれていません。
一方で、窓の断熱改修は補助対象となるため、外壁塗装とあわせてリフォームを計画する際は、同じタイミングで実施することで工事の効率化や足場費用の節約につながる場合があります。制度の概要は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助金の対象設備 | ・家庭用燃料電池システム(エネファーム) ・定置用リチウムイオン蓄電システム ・窓の断熱改修 ・一般住宅用充給電設備など |
| 補助額 | 窓の断熱改修:補助対象経費の4分の1(上限額:8万円) ※1室単位で外気に接する窓をすべて改修する場合 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日~令和9年2月26日まで ※予算到達で終了 |
| 問い合わせ先 | 野田市役所5階「環境保全課」 |
この制度では、設備の導入・工事完了後に申請を行います。予算枠は設備ごとに設定されており、予算に達し次第受付が終了します。
申請前に、野田市の公式サイトで最新の受付状況を確認しておきましょう。
【外壁塗装には使えない補助メニュー】
野田市には、ほかにも住宅に関わる補助制度があります。
・木造住宅除却工事費補助金
・私有危険ブロック塀等撤去費補助金
「木造住宅除却工事費補助金」は、旧耐震基準の木造住宅の解体工事を対象とした制度で、補助限度額は20万円です。住宅の除却工事を目的とした制度のため、外壁塗装や改修工事には利用できません。
一方、「私有危険ブロック塀等撤去費補助金」も、対象となるのは危険なブロック塀の撤去工事のみです。いずれも住宅の安全性向上を目的とした制度であり、外壁の塗り替え費用を補助するものではありません。
外壁塗装の資金計画を立てる際は、対象となる制度と対象外の制度を整理しておきましょう。
国や千葉県の制度で外壁塗装に活用できるもの
野田市内の制度だけでなく、国や千葉県の制度も確認しておくと、利用できる支援策が見つかる場合があります。ここでは、国や千葉県の制度について解説します。
・みらいエコ住宅2026事業
・千葉県独自の住宅補助制度の現状
・耐震改修に伴う税制優遇
みらいエコ住宅2026事業
「みらいエコ住宅2026事業」は、省エネ性能の向上を目的とした国の補助制度です。躯体の断熱改修が対象工事に含まれており、外壁に断熱材を使用する工事は、補助対象となる場合があります。
みらいエコ住宅2026事業の概要は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | リフォームする住宅の所有者であること |
| 対象住宅 | 平成28年12月31日以前に新築された住宅 |
| 対象工事 | 開口部の断熱改修を含む、対象要件を満たした組み合わせの工事 |
| 補助額 | 1戸あたり40万〜100万円 (※住宅の建築時期・工事内容によって変動) |
| 対象期間 | 2025年11月28日以降に着工し、2026年12月31日までに交付申請が必要 |
| 申請者 | みらいエコ住宅事業者として登録した工事施工業者 |
引用:みらいエコ住宅2026事業【公式】|対象要件の詳細【リフォーム】
この制度では、外壁を塗り替えるだけでは要件を満たせません。窓の断熱改修などと組み合わせたうえで、外壁への断熱材設置など対象となる断熱改修を行う必要があります。
利用を検討する場合は、施工事業者が登録事業者であるかを見積もり段階で確認しておきましょう。
千葉県独自の住宅補助制度の現状
千葉県では、以下の住宅関連の支援制度を実施しています。
・住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業補助金
・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入促進事業補助金
上記の2つは、外壁塗装を対象とした補助制度はありません。千葉県では、耐震改修に関する補助は、県や国が財政面で支援し、市町村が窓口となって実施する仕組みが基本です。
そのため、野田市で利用できる住宅補助制度を確認する場合は、千葉県ではなく野田市の制度を確認しましょう。
千葉県全体の助成制度や野田市に隣接する柏市の制度については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
【2026年最新】千葉県で外壁塗装に使える助成金は?市町村別の制度と申請方法を解説
【2026年最新】柏市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説
耐震改修に伴う税制優遇
耐震改修には、補助金だけでなく税制面の優遇措置もあります。固定資産税は、昭和57年1月1日以前から所在する住宅で、現行の耐震基準に適合する耐震改修工事を行った場合、翌年度分の税金が2分の1に減額されます。
税制優遇を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。
・耐震改修工事費が50万円(税込)を超えていること
・令和13年3月31日までに耐震改修工事を完了していること
申告は工事完了後3か月以内に行う必要があり、企画財政部 課税課(家屋係)へ申請手続きを行いましょう。
また、所得税も一定の要件を満たすことで特別控除を利用できる場合があります。対象となるのは、昭和56年5月31日以前に建築された自己居住用の住宅で、耐震改修工事を行った場合です。
外壁塗装とあわせて耐震改修を検討する場合は、利用できる税制優遇を上手に活用しましょう。
参照:国税庁|耐震改修に係る固定資産税の減額措置
参照:国税庁|耐震改修に係る所得税額の特別控除
リフォームで利用できる減税制度は、耐震改修だけではありません。対象となる工事や条件については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
支払う税金を減らそう!リフォームするなら申請しておきたい10の減税制度
野田市木造住宅耐震改修補助金の申請手順【5STEP】
野田市「木造住宅耐震改修補助金」の申請の流れを5つの流れに分けて解説します。
・STEP1.都市計画課に事前相談する
・STEP2.耐震診断を受ける
・STEP3.補強設計と見積もりを作成する
・STEP4.交付決定後に工事を実施する
・STEP5.実績報告書を提出し補助金を受け取る
順番に見ていきましょう。
STEP1.都市計画課に事前相談する
まずは野田市役所の都市計画課 建築指導担当へ、補助制度の利用を検討している旨を相談しましょう。自宅が対象になるかは、築年数や建築工法などの条件によって判断されます。
建築確認の時期がわかる資料を手元に用意しておくと、相談がスムーズです。あわせて、耐震改修を依頼する事業者を探しておきましょう。
野田市では、令和元年度以降に耐震改修補助事業を活用した実績のある事業者一覧を公開しています。(参照:野田市木造住宅耐震改修費補助事業の活用実績がある事業者一覧)
ただし、一覧に掲載された事業者への依頼が必須というわけではありません。補助要件を満たす事業者であれば、掲載されていない会社へ申請できます。
STEP2.耐震診断を受ける
建築士による耐震診断を受け、上部構造評点が1.0未満と判定された場合、耐震改修補助の対象です。耐震診断費用についても補助制度があり、上限8万円まで支援を受けられます。
ただし、補助を受けるには、診断を依頼する前に交付申請を行う必要があるため、先に手続きを済ませておきましょう。診断結果は、その後の改修計画を決める重要な資料になります。
外壁の補修や塗り替えも同時に検討している場合は、この段階で事業者へ相談しておくと、工事内容やスケジュールを調整しやすくなります。
STEP3.補強設計と見積もりを作成する
耐震診断の結果をもとに、上部構造評点を1.0以上へ引き上げるための補強設計と工事見積もりを作成します。見積もりは、建築士事務所の登録がある事業者へ依頼してください。
以下の必要書類を揃えて、申請を行いましょう。
・登記事項証明書等
・耐震設計・工事・監理に係る見積書の写し
・耐震設計を行う建築士の免許の写し
・耐震診断結果報告書
・耐震改修計画書
・耐震補強工事図面
・記載事項証明書(納税に関する事項)
なお、耐震補強のために外壁を一部撤去・復旧する場合、その費用が補助対象に含まれるかは工事内容によって判断されます。外壁塗装も同時に検討している場合は、申請前に野田市へ確認しておくと安心です。
STEP4.交付決定後に工事を実施する
審査を経て市から交付決定通知が届いたら、工事請負契約を締結し、着工します。注意したいのは、着工だけでなく工事請負契約も交付決定後に行う必要がある点です。
先に契約や工事を始めると、条件を満たしていても補助対象外となるケースがあります。外壁塗装を同じ足場で進める場合は、交付決定の時期を考慮して工程を組むことが大切です。
また、実績報告に工事中の写真提出が求められるため、耐震補強を行った箇所の施工状況を写真で記録しておきましょう。
STEP5.実績報告書を提出し補助金を受け取る
工事完了後は、実績報告書に完了写真や領収書などの必要書類を添えて提出します。提出期限を過ぎると補助金を受け取れない場合があるため、工事完了後は速やかに手続きを進めましょう。
審査で問題がなければ補助額が確定し、指定した口座へ補助金が振り込まれます。なお、補助金は工事完了後の受け取りとなるため、工事費用はいったん自己資金などで支払う必要があります。
事前に支払い方法や資金計画を確認しておくと安心です。
【申請時に気をつけたいポイント】
申請時に注意すべきポイントを3つ確認しておきましょう。
実績報告書は、当年度の1月15日までの提出が市から案内されています。予算額に達し次第受付が終了するため、診断・設計・工事の時期は余裕を持って計画しましょう。
また、市税の滞納があると申請できません。納付状況は事前に確かめておくと安心です。
耐震診断から工事完了までは数か月かかる場合があります。塗装工事の日程を先に決めてしまうと、補助申請のスケジュールに影響するため注意しましょう。
野田市の外壁塗装費用相場と業者選びのコツ
野田市では、外壁塗装は補助金の対象外となるケースが多いため、適正な費用で工事を行うには、相場を知り信頼できる業者を選ぶことが大切です。
野田市の外壁塗装費用の目安と業者選びのコツを解説します。
・野田市の外壁塗装費用相場
・川に囲まれた野田市の気候と塗料選び
・信頼できる業者を見分けるポイント
・悪質業者の手口と相談窓口
野田市の外壁塗装費用相場
野田市で30坪の戸建てを塗り替える場合、費用の目安は60万〜100万円程度です。一般的なシリコン系塗料を使用し、標準的な施工を行った場合の費用目安は、以下のとおりです。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 外壁塗装(30坪・シリコン系) | 約60万〜100万円 |
| 屋根塗装と同時施工の場合 | 約80万〜120万円 |
| 足場設置費用 | 約10万〜20万円 |
塗料の種類によっても費用は変わります。耐久性の高いフッ素系や無機系塗料を選ぶ場合は、シリコン系塗料より20万〜30万円ほど高くなるケースがあります。
また、近隣の柏市や流山市にも塗装業者は多く、野田市を施工エリアに含めている会社もあります。業者によって見積もり金額に差が出ることもあるため、同じ条件で複数社に見積もりを依頼しましょう。
30坪住宅の費用内訳や塗料別の相場については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
【2026年最新】外壁塗装30坪の費用はいくら?塗料別に相場と内訳を解説
川に囲まれた野田市の気候と塗料選び
野田市は下総台地に位置し、東を利根川、西を江戸川、南に利根運河が流れる、水辺に近い地域です。河川に囲まれた地域特性から、湿気の影響を受けやすい環境といえます。
住居に湿気がこもると、北面や日陰になりやすい壁で藻やカビが発生しやすく、塗膜の劣化が進みやすくなります。そのため、防藻・防カビ性能を備えた塗料や、汚れを雨で流す低汚染性の塗料がおすすめです。
現地調査する際に「北側の壁に緑がかった汚れが出やすい」と業者に伝えることで、条件に合う塗料を提案してもらえるでしょう。
信頼できる業者を見分けるポイント
千葉県には「ちば安心住宅リフォーム推進協議会」があり、登録事業者を検索できます。(参照:登録住宅リフォーム事業者名簿)
この制度では、一定の資格や要件を満たした住宅リフォーム事業者を登録し、利用者が安心して業者を選べるよう情報を公開しています。業者選びに迷った場合は、こうした登録制度を活用するのも一つの方法です。
外壁塗装を依頼する際は、価格だけで判断せず、施工実績や資格の有無、工事内容の説明が丁寧かどうかも確認しましょう。
業者選びの具体的なチェック項目は、以下の記事にまとめています。
▶関連記事
よいリフォーム業者を選ぶためのポイント
悪質業者の手口と相談窓口
野田市では、電話や訪問による突然の住宅点検や工事勧誘について、注意を呼びかけています。「屋根や外壁を無料で点検します」と訪問し、不安をあおって工事を勧めるケースもあります。
また、「足場代が無料になる」「今日契約すれば半額になる」といった大幅な値引きを強調する提案も、契約を急がせる手口の一つです。契約を急かされても、その場で契約するのは避けましょう。
すぐに判断せず、工事内容や金額を比較することが大切です。万が一契約してしまった場合でも、訪問販売であれば、契約書面を受け取った日から8日以内はクーリング・オフが可能です。
訪問業者に不安を感じた場合は、野田市消費生活センター(電話:04-7123-1084)へ相談しましょう。受付時間は平日10時から16時までです(12時~13時は休み)。
外壁塗装でよくある詐欺の手口や対処方法については、事例つきで解説しています。
▶関連記事
外壁塗装詐欺のよくある手口と対処方法!火災保険や助成金という言葉に注意
補助金以外で外壁塗装費用を抑える方法
野田市では外壁塗装単独で利用できる補助制度がないため、費用を抑えるには見積もりの取り方や施工方法を工夫することが大切です。
外壁塗装の負担を軽くするために検討したい4つの方法を紹介します。
・複数業者から相見積もりを取る
・屋根や付帯部と同時に施工する
・火災保険の風災補償を確認する
・リフォームローンで負担を分散する
複数業者から相見積もりを取る
野田市は千葉県の北西部に位置し、埼玉県や茨城県にも近いエリアです。そのため、春日部市や坂東市、守谷市など周辺地域の塗装業者でも、野田市を施工エリアに含めている会社が多くあります。
依頼先の候補を広げることで、価格や提案内容を比較しやすくなります。まずは、3社程度から見積もりを取りましょう。
比較するときは、塗料のグレードや塗装範囲を同じ条件にして依頼すると、金額差の理由がわかりやすくなります。あわせて確認したいのが、雨樋・破風板・軒天などの付帯部が見積もりに含まれているかどうかです。
付帯部が別途追加料金になる場合は、最終的な支払額に差が出る可能性があります。見積もりを比較する際は、外壁塗装だけでなく、付帯部の施工範囲や費用の内訳まで確認しましょう。
見積書の読み方や確認ポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
【2026年最新版】外壁塗装のリアルな費用相場と見積書の読み解き方
屋根や付帯部と同時に施工する
外壁塗装では、足場の設置費用だけで10万〜20万円程度かかることがあります。足場は工事のたびに設置が必要になるため、足場を使う工事はできるだけ同じタイミングでまとめると、総合的な費用負担を抑えやすくなります。
足場設置が必要な工事は、外壁や屋根だけではありません。雨樋の交換や破風板・軒天の塗装、ベランダ防水なども、同じ足場を利用して進められる工事です。
また、耐震改修で屋根の軽量化を予定している場合は、外壁塗装の時期を合わせられるか検討してみましょう。屋根の葺き替え工事と外壁塗装を同時期に行えば、足場の設置を1回にまとめられます。
屋根塗装の相場や施工工程については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
屋根塗装の費用相場は30〜110万円|坪数・塗料別の総額と安く抑える方法を解説
火災保険の風災補償を確認する
台風や突風などの自然災害によって外壁が破損した場合、加入している火災保険の風災補償を利用できる可能性があります。外壁塗装を検討する際には、工事前に外壁の状態を確認しておきましょう。
ひび割れや欠けなど、自然災害による損傷があれば、日付がわかる形で写真を残しておくと保険会社へ相談する際の資料になります。保険金の請求期限は、一般的に被害を受けてから3年以内です。
過去の台風などによる損傷でも、条件を満たせば申請できる場合があります。ただし、経年による色あせやチョーキング(塗膜表面の粉化)は補償対象外です。
対象になるのは、あくまで風災などによる突発的な破損に限られます。
火災保険の適用条件や申請手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
外壁塗装で火災保険は適用される?条件や申請手順・注意点を解説
リフォームローンで負担を分散する
外壁塗装はまとまった費用が必要になるため、手元資金だけで支払うのが難しい場合は、リフォームローンを利用する方法もあります。無担保型のリフォームローンであれば、担保設定が不要で、比較的少額の工事費にも利用しやすいでしょう。
一方で、塗装業者が提携する信販会社のローンは、申し込み手続きが簡単な反面、金利が高めに設定されている場合があります。確認したいのは、毎月の返済額だけではなく総支払額です。
金利が低くても返済期間が長くなると、支払う利息が増える場合があります。利用する際は、金利や返済条件を比較して、無理なく返済できる範囲か確認しておきましょう。
外壁塗装費用の確保方法や、費用を抑えるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
外壁塗装のお金がないときはどうする?費用の確保から安くする方法まで解説
野田市の外壁塗装に使える助成金に関するよくある質問
野田市の外壁塗装の助成金について、よくある3つの質問に回答します。
野田市で外壁塗装だけに使える補助金はありますか?
野田市には、外壁塗装のみを対象とした補助制度はありません。ただし、条件を満たす住宅であれば、耐震改修と組み合わせることで補助制度を利用できる場合があります。
確認したいポイントは、自宅が耐震改修補助の対象になるかどうかです。対象となるのは、昭和56年5月31日以前に建築または着工された木造住宅です。
建築時期は、建築確認済証や建物の登記事項証明書などで確認できます。手元に資料がない場合は、野田市の都市計画課へ相談すると確認方法を案内してもらえます。
対象外となる場合は、市の補助制度は利用できないため、相見積もりや施工方法の工夫など、別の費用対策を検討しましょう。
戸建てに利用できる助成金の調べ方は、以下の記事で詳しく解説しています。
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戸建ての外壁塗装に助成金は使える?制度の調べ方から申請手順まで解説
耐震改修補助金の申請はいつまでですか?
野田市では、実績報告書を当年度の1月15日までに提出できるよう、余裕を持ったスケジュールで進めることを案内しています。また、予算額に達した場合は、期限前でも受付が終了することがあります。
そのため、補助制度を利用する場合は、春頃から相談や耐震診断を始め、夏から秋にかけて補強設計や見積もり、申請手続きを進め、計画的にスケジュールを組み立てましょう。
遮熱塗料や断熱塗料なら補助金の対象になりますか?
遮熱塗料や断熱塗料を選んでも、野田市の外壁塗装向け補助制度の対象にはなりません。塗料の機能性を高めても、外壁の塗り替え工事として扱われるためです。
また、国のみらいエコ住宅2026事業でも、対象となるのは外壁に断熱材を入れるなどの躯体の断熱改修であり、遮熱塗料や断熱塗料による塗装は対象外です。省エネ性能の向上を目的に補助制度を利用したい場合は、窓の断熱改修など対象となる工事と組み合わせて検討するとよいでしょう。
野田市で外壁塗装に補助金を場合は条件を満たせば可能
この記事では、野田市の補助制度の実態や申請手順、費用を抑える方法を解説しました。野田市には、外壁塗装だけを対象とした補助金はありません。
ただし、条件を満たす住宅で耐震改修を行う場合は、木造住宅耐震改修工事費補助金で最大100万円、木造住宅耐震診断費補助金で上限8万円の補助を受けられる可能性があります。
昭和56年5月31日以前に建築または着工された木造住宅であれば、外壁塗装とあわせて耐震改修を検討する価値があります。業者選びでは、塗料の種類や施工範囲など条件を揃えたうえで、複数社の見積書を比較することが大切です。
外壁塗装を検討している方は、相談から見積もりまで無料で利用できる外壁塗装の適正価格診断サイト「外壁塗装の窓口」もぜひ活用してみてください。
全国5,000社以上の優良施工店から、野田市に対応した業者を無料で紹介してもらえます。見積もり後に断ることもできるので、相場を知るところから気軽に始められます。
野田市の環境に適した塗料や施工方法を取り入れ、信頼できる業者とともに大切な住まいを守っていきましょう。
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