この記事では、付帯部に該当するパーツや外壁塗装と同時施工すべき理由を解説します。さらに、塗装や交換が必要になる劣化症状の見分け方や費用相場、見積書や色選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
読み終えるころには、付帯部の種類や補修の判断基準、見積書の確認ポイントがわかり、外壁塗装を進める際に必要な工事を検討しやすくなるでしょう。
- 外壁塗装の付帯部にあたるパーツ
- 付帯部と外壁を同時に塗装すべき理由
- 付帯部の塗装や交換が必要な劣化症状
- 付帯部塗装の費用相場
- 付帯部の見積書で確認するポイント
- 付帯部の色選びで失敗しないコツ
- 外壁塗装の付帯部に関するよくある質問
- 付帯部は外壁と同時に塗装し、見積書の内訳を確認して適正価格で進めよう
外壁塗装の付帯部にあたるパーツ
付帯部とは、外壁や屋根の本体以外で塗装が必要になる部位の総称です。見積書では外壁と別の項目で計上されます。
外壁塗装の付帯部に該当するパーツを見ていきましょう。
・破風・鼻隠し|屋根の側面と先端を覆う板
・軒天|屋根が外壁より張り出した部分の天井面
・雨樋・雨戸・戸袋|雨水と開口部を守るパーツ
・水切り・幕板・霧除け|外壁まわりの小さなパーツ
各パーツの位置と名称を知っておけば、見積書の項目を確認するときにも役立ちます。
破風・鼻隠し|屋根の側面と先端を覆う板
外壁塗装の付帯部には、破風(はふ)・鼻隠し(はなかくし)があります。それぞれの特徴と役割、劣化による影響は以下のとおりです。
| 付帯部 | 特徴 | 役割 | 劣化の影響 |
|---|---|---|---|
| 破風 | 屋根の側面(妻側)に位置し、屋根まわりの外観を整える板 | 強風時に雨水や風が吹き込むのを抑える | 劣化が進むと、雨水が内部に入り込むおそれがある |
| 鼻隠し | 軒先(屋根の先端)に沿って取り付けられる板 | 垂木の切り口を隠し、雨樋の取り付け下地にもなる | ひび割れや腐食、雨樋の固定不良につながることがある |
破風や鼻隠しは、劣化を見落としやすい部分です。塗膜の剥がれや木部の腐食などを放置すると、補修が必要になる場合があります。
外壁塗装の際は、破風や鼻隠しの状態も確認し、必要に応じて塗装や補修を行いましょう。
軒天|屋根が外壁より張り出した部分の天井面
軒天(のきてん)とは、屋根が外壁より外側に張り出した部分の真下に見える天井面のことで、軒裏(のきうら)とも呼ばれています。主な役割と劣化による影響は以下のとおりです。
| 軒天の役割 | ・屋根の垂木などの骨組みを隠し、建物の外観を整える ・火災時に炎や熱が屋根裏に回るのを防ぐ ・換気口や通気用の有孔ボードによって、屋根裏の湿気を逃がす |
|---|---|
| 劣化による影響 | ・紫外線や雨風の影響を受けやすく、経年劣化によってシミ・苔・藻・カビが発生することがある |
有孔ボードが使われているケースでは、外壁塗装の際に通気口を塗料で塞がないよう注意が必要です。塗料で通気口が塞がれると屋根裏に湿気がこもり、劣化につながるおそれがあります。
板が膨れていたり、剥離が見られる場合は、張り替えやカバー工法による補修を検討しましょう。
雨樋・雨戸・戸袋|雨水と開口部を守るパーツ
雨樋・雨戸・戸袋も、外壁塗装の付帯部に該当します。それぞれの特徴は、以下のとおりです。
| 付帯部 | 特徴 | 役割 | 劣化の影響 |
|---|---|---|---|
| 雨樋 | 屋根の軒先や外壁の要所に設置される | 屋根に降った雨水を集めて、地上や下水へスムーズに流す | 塩ビ製は紫外線で劣化しやすい |
| 雨戸・戸袋 | 窓の外側に取り付ける | ・強風による飛来物や強い西日を遮る ・建物の断熱性や防犯性を高める |
金属製のものは、塗膜が失われるとサビが進行しやすい |
雨樋は屋根の雨水を集めて地上へ流す部位で、現在は塩ビ製が主流です。塩ビ製の雨樋を塗装することで、美観を整えることはできますが、劣化した部材そのものを補修することはできません。
ひび割れや変形などが見られる場合は、部材の交換が必要になることもあります。一方、雨戸や戸袋は金属製のものが多く、塗膜が劣化すると金属面が露出し、サビが進行するおそれがあります。
塗膜の剥がれやサビが見られる場合は、状態に応じて塗装などの補修を検討しましょう。
水切り・幕板・霧除け|外壁まわりの小さなパーツ
外壁塗装の付帯部には、上記のほか水切り・幕板・霧除けが設けられている住宅もあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
| 付帯部 | 特徴 | 役割 |
|---|---|---|
| 水切り | 基礎と外壁の境目に付く仕切り板 | 雨水による腐食や汚れを防ぐ |
| 幕板 | 1階と2階の継ぎ目に設けられる横長の化粧部材 | 施工上の見切りをきれいに保ち、外観のアクセントになる |
| 霧除け(庇) | 玄関や窓の上の小さな屋根部分 | 雨の吹き込みを防ぎ、窓やドアの劣化を防ぐ |
ご自身の住宅に、これらが設置されているかも確認しましょう。雨水が溜まりやすい形状のものは、塗膜の剥がれや反りが起こることもあります。
特に土台付近の水切りは、腐食が進んでいる場合、シロアリの被害を引き起こす可能性もあります。塗装の際は、水切りの腐食や変形なども確認しておきましょう。
付帯部と外壁を同時に塗装すべき理由
付帯部は外壁と同じタイミングで塗装することで、足場代をまとめられるほか、外観を整えながら劣化の進行も抑えやすくなります。付帯部と外壁を同時に塗装すべき理由を解説します。
・足場の再設置にかかる15〜25万円を節約できる
・破風や軒天の腐食を放置すると雨漏りに発展する
足場の再設置にかかる15〜25万円を節約できる
30坪前後の戸建てで足場を組む場合、設置・撤去を含めて15〜25万円程度かかります。
外壁塗装では、足場代も大きな割合を占める費用です。
付帯部の塗装を後回しにすると、後から補修する際に足場の設置が必要です。外壁塗装と同時に施工すれば、足場をまとめて設置できるため、足場代の重複を避けやすくなります。
足場の費用相場や注意点は、以下の記事を参考にしてください。
▶関連記事
外壁塗装の足場代って必要?費用相場とトラブル事例
破風や軒天の腐食を放置すると雨漏りに発展する
破風板や鼻隠しの塗膜が剥がれると、露出した木部に雨水が入り込み、腐食につながることがあります。また、軒天の変色やシミも、雨水の浸入や内部の劣化が疑われるサインです。
劣化を放置すると、屋根内部の野地板や垂木まで影響が及び、雨漏りの原因になるほか、補修範囲が広がる可能性があります。外壁塗装で足場を設置する際は、破風・鼻隠し・軒天の状態も確認し、塗膜の剥がれや腐食などが見られる場合は、外壁塗装とあわせて必要な補修を検討しましょう。
付帯部の塗装や交換が必要な劣化症状
付帯部の劣化は、塗装で対応できるものと、交換が必要になるものがあります。劣化症状に応じた補修方法を解説します。
・色あせ・チョーキング・軽度なサビ|塗装で対応できる
・木部の腐食・反り・釘の浮き|板ごと交換になる
・軒天の雨染み・剥がれ・穴あき|張り替えになる
・雨樋・雨戸の変形・割れ・穴あき|交換になる
劣化の状態によって必要な補修方法は異なるため、症状を確認したうえで、塗装や交換など適切な方法を検討しましょう。
色あせ・チョーキング・軽度なサビ|塗装で対応できる
付帯部の表面を指でなぞり、白や灰色の粉が付着する場合はチョーキング現象が起きている状態です。このようなチョーキングや色あせが起きている場合は、部材そのものに大きな損傷がないため、塗装で対応できる場合があります。
また、軽度なサビがある場合は、ケレンで旧塗膜やサビを落とし、必要に応じて錆止め塗料などの下塗り材を使用し、その上に塗料を重ねて仕上げます。軽度な劣化でも見逃さずに補修しておけば、劣化の進行を抑えやすくなるでしょう。
木部の腐食・反り・釘の浮き|板ごと交換になる
木部を指で押すとブヨブヨと沈む、釘が浮いている、板が弓なりに反っているなどの症状が見られる場合は、部材の交換や補修が必要です。特に木材の腐食が進んでいる場合は、表面を塗装するだけでは内部の劣化や強度の低下を改善できません。
見積もりの際は木部の状態が分かる写真を見せてもらい、なぜ塗装ではなく交換が必要なのか、補修方法とあわせて確認しましょう。
軒天の雨染み・剥がれ・穴あき|張り替えになる
軒天の場合は、以下の症状が見られたら、張り替えが必要です。
・晴れた日が続いてもシミの輪郭が消えない
・板の継ぎ目が浮いている
・表面が波打っている
・板に穴があいている
ただし、軒天だけを補修しても、雨水が浸入する原因を解消しなければ再び劣化する可能性があります。雨染みが見られる場合は、屋根や雨樋などに原因がないか確認したうえで、必要な補修を行いましょう。
雨樋・雨戸の変形・割れ・穴あき|交換になる
塩ビ製の雨樋の寿命は、15~20年程度が目安です。紫外線や熱による膨張、収縮などにより、変形やひび割れ、穴あき、退色が進んでいる場合は、交換が基本です。
また、積雪地域では、雪の重みや氷柱の影響で、交換が早まるケースもあります。
一方、雨戸は、10~15年程度が交換の目安です。使用年数が浅く、劣化が表面にとどまっていれば、塗装で対応できることもあります。
ただし、年数だけで判断せず、変形やひび割れ、サビ、腐食などの状態も確認しましょう。特にサビや腐食が進んでいる場合は、塗装だけでは対応できず、部材の交換が必要になることがあります。
付帯部塗装の費用相場
付帯部の塗装費用は、塗装する部位や範囲、使用する塗料などによって変わります。30坪程度の住宅を目安に、費用相場と塗装範囲の考え方を解説します。
・30坪住宅の付帯部塗装は総額10〜20万円が目安
・劣化した部位に絞って塗装することも可能
30坪住宅の付帯部塗装は総額10〜20万円が目安
30坪程度の住宅の付帯部にかかる塗装費用は、10〜20万円程度が目安です。付帯部ごとの費用の目安は、以下のとおりです。
| 付帯部 | 費用の目安 |
|---|---|
| 破風 | 約2~5万円 |
| 軒天 | 約2~5万円 |
| 雨樋 | 約3~7万円 |
| 雨戸・戸袋 | 約2~5万円 |
外壁塗装の総額が80〜100万円前後の場合、付帯部の費用は総額の1〜2割程度に収まるでしょう。ただし、使用する塗料によっても費用は変わります。
フッ素系塗料はシリコン系塗料の1.5〜2倍程度になるのが一般的です。そのため、すべてフッ素系で塗装すると20万円を超えるケースもあります。
見積もりが相場から大きく外れている場合は、使用する塗料のグレード、塗装する部位や施工範囲を確認しましょう。
劣化した部位に絞って塗装することも可能
予算に限りがある場合は、劣化が進んでいる部位を優先して塗装することも可能です。破風・鼻隠しや軒天など、雨水の浸入につながりやすい部位の状態を確認し、必要な箇所から補修を検討しましょう。
部位ごとの単価の目安は、以下のとおりです。
| 部位 | 単価目安 |
|---|---|
| 軒天 | 約800〜1,500円/㎡ |
| 破風板・鼻隠し | 約800〜1,800円/m |
| 雨樋 | 約800〜1,500円/m |
| 雨戸 | 約2,000〜5,000円/枚 |
霧除けや水切りのような小さな板金部材は、一式で計上されることがあります。見積書に部位名が記載されていない場合は、どの範囲が含まれているのか確認しておくと安心です。
雨漏りリスクに直結する破風・軒天を最優先にし、美観が気になる雨戸・雨樋は次の機会に回すと、塗装する部位の優先順位を決めやすくなるでしょう。
付帯部の見積書で確認するポイント
見積書の付帯部で確認すべき4つのポイントを紹介します。
・部位名が個別に記載されているか
・数量と単位が数字で示されているか
・使用する塗料名と塗り回数が書かれているか
・塗らない部位も明記されているか
部位名が個別に記載されているか
見積書の付帯部欄に「付帯部一式○○円」とだけ書かれている場合は、どの部位が施工対象なのか確認しましょう。一式表記だけでは、塗る部位・塗らない部位の範囲が分かりにくく、工事後に認識の違いが生じる可能性があります。
どの部位を塗り、どこを塗らないのかを一つずつ確認し、口頭だけでなく、見積書などの書面に残してもらうと安心です。
見積書のチェックポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
外壁塗装の見積書4つのチェックポイント!内訳の見方と業者選びの注意点
数量と単位が数字で示されているか
「付帯部全体で○○円」のような一括表記では、どの程度の数量を施工するのか分からず、他社の見積もりとも比較しにくくなります。そのため、数量と単位が数字で示されているかをチェックしてください。
付帯部の一般的な単位は、以下のとおりです。
| 付帯部 | 単位 |
|---|---|
| 破風板・鼻隠し・雨樋・水切り・霧除け | メートル(m) |
| 軒天 | 平方メートル(㎡) |
| 雨戸・戸袋 | 枚 |
数量と単位が明記されているかを確認し、施工する範囲とあわせてチェックしましょう。
使用する塗料名と塗り回数が書かれているか
見積書では、塗料のメーカー名・製品名・塗り回数が明記されているかを確認しましょう。「シリコン系」とだけ記載されている場合、メーカーや製品によって性能や耐用年数が異なるため、具体的な製品名まで確認しておくと安心です。
付帯部の塗装では、素材や使用する塗料に応じて下塗り・中塗り・上塗りの工程が必要です。下塗りは、下地材の種類によって処理方法が異なります。
金属の場合は錆止め塗料を、木部には木材用の下塗材を塗布します。そのため、付帯部をどのような塗装工程で施工するのかも含めて確認しましょう。
塗料グレードごとの耐用年数は、以下の記事で詳しく解説しています。
▶関連記事
外壁塗装の耐用年数は10~20年が目安?塗料・外壁材の種類ごとの耐用年数まとめ
塗らない部位も明記されているか
アルミサッシやガラスなど塗装しない部分がある場合は、見積書に対象外であることが明記されているかが大切です。記載がないと「付帯部一式に含まれていると思っていた」など、施工範囲について認識の違いが生じる可能性があります。
また、雨樋も塩ビか金属かによって塗装や補修方法が異なります。どこまでが施工対象なのかを見積書に明記してもらうことで、トラブルを回避できるでしょう。
付帯部の色選びで失敗しないコツ
雨樋や破風の色を深く考えずに決めると、家全体がちぐはぐな印象になりがちです。色選びで意識したいコツは3つあります。
・全体の色数を2〜3色に抑える
・塗り替えできないサッシの色に合わせる
・汚れや色あせが目立ちにくい色を選ぶ
3つのコツを押さえておけば、長く見栄えを保ちやすい配色を選べるでしょう。
全体の色数を2〜3色に抑える
家全体で使う色は、2〜3色までに絞ると失敗しにくくなります。色数が増えるほど視線が分散し、外観がちぐはぐな印象になるためです。
なお色数の上限は、規格や条例で定められたものではありません。
配色は、外壁をベースカラー、屋根をサブカラー、破風・雨樋・雨戸などの付帯部をアクセントカラーと捉えるとまとまりやすくなります。大阪府の景観色彩ガイドラインでも、色彩をこの3つに分け、アクセントカラーを「小面積(数%程度)に使用して全体を引き締める色彩」と定義しています。
合わせやすい配色例は、次の3つです。
| 外壁の色 | 屋根の色 | 付帯部の色 | 印象 |
|---|---|---|---|
| ホワイト | ブラック | ネイビー | コントラストが効いたモダンな印象 |
| ベージュ | ダークブラウン | ブラウン | 同系色で柔らかくまとまる |
| ライトグレー | チャコール | ダークグレー | 濃淡3段のグレーで都会的な雰囲気 |
色を決める際は、まず色を変えにくいサッシを確認し、次に面積の大きい外壁、最後に付帯部の色を選ぶと、全体をまとめやすくなります。
塗り替えできないサッシの色に合わせる
アルミサッシは塗装自体は可能ですが、表面の酸化皮膜によって塗料が密着しにくく、施工が難しい部材です。そのため、外壁塗装では既存の色を残すケースが一般的です。
付帯部の色選びでは、サッシの色を基準にすると外壁や付帯部との色のバランスを取りやすくなるでしょう。一般的なアルミサッシの色は、以下の6種類です。
・ホワイト
・ブラック
・シルバー
・ブロンズ
・オータムブラウン
・シャイングレー
同系色でそろえると、サッシ・雨樋・破風などの色がつながって見え、外観に統一感を出しやすくなります。
汚れや色あせが目立ちにくい色を選ぶ
雨樋やその周辺の壁には、雨水によって運ばれた汚れが筋状に残ることがあります。また、塩ビ製の雨樋は紫外線によって劣化し、表面が白っぽく見える「白化」にも注意が必要です。
汚れや色あせを目立ちにくくするなら、ライトグレーやグレージュなどがおすすめです。真っ白など明るい色は、清潔感がありモダンな仕上がりになる一方で、汚れが目立ちやすくなります。汚れや色あせの目立ちやすさも考慮し、付帯部の色を選びましょう。
外壁塗装の付帯部に関するよくある質問
外壁塗装の付帯部に関するよくある質問と回答をまとめました。
付帯部の耐用年数は何年ですか?
付帯部の耐用年数は、以下のように塗料のグレードにより異なります。
| 塗料の種類 | 耐用年数の目安 |
|---|---|
| ウレタン系 | 約7〜10年 |
| シリコン系 | 約10〜13年 |
| フッ素系 | 約13〜15年 |
ただし、同じグレードでもメーカーや製品によって差があるため、実際の製品名を業者に確認しましょう。
付帯部の塗装方法と工程数は?
付帯部は、素地ごしらえ(下地処理)を行ったうえで、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りの工程で施工するのが基本です。ただし、素材や劣化状態によって必要な工程は異なります。
たとえば、鉄部ではケレンでサビを落としてから錆止め塗料を塗る工程があり、素材に応じた下地処理が必要です。見積書に各部位の塗装工程が記載されているかも確認しておきましょう。
付帯部の塗装をDIYで行うことはできますか?
付帯部の塗装は、安全面・技術面の両方でリスクがあるため、基本的に業者への依頼がおすすめです。破風・軒天・雨樋など高所にある付帯部は、脚立だけで作業すると転落事故につながるおそれがあります。
付帯部の塗装に助成金は使えますか?
外壁塗装とセットであれば、自治体の住宅リフォーム助成制度を利用できる場合があります。ただし付帯部だけの塗装は対象外となることもあるため、自治体窓口や「住宅リフォーム支援制度検索」などで確認しましょう。
国の住宅省エネ関連の補助制度は、断熱改修や高効率設備の設置が主な対象で、塗装工事そのものは対象にならないケースもあります。また、助成制度によっては交付決定前に着工すると対象外になる場合があるため、申請条件や着工時期を事前に確認しておきましょう。
参照:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会|地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト
付帯部は外壁と同時に塗装し、見積書の内訳を確認して適正価格で進めよう
付帯部とは、外壁や屋根本体以外で塗装が必要になる部位の総称で、破風・鼻隠し・軒天・雨樋・雨戸などが該当します。外壁塗装の際は、付帯部の劣化状態も確認し、塗装で対応できるのか、交換や補修が必要なのかを判断することが大切です。
付帯部は外壁と同時に施工することで、足場をまとめて設置できるほか、外壁と付帯部の色や仕上がりもそろえやすくなります。高所にある付帯部の状態も確認し、必要な補修をあわせて行いましょう。
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