【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

この記事では、姫路市で活用できる補助制度の詳細から申請手順、補助金以外のコスト削減方法を詳しく解説しますので、ぜひお役立てください。



姫路市に外壁塗装の助成金・補助金はある?

「姫路市 外壁塗装 助成金」で検索すると、さまざまな情報が出てきます。ここでは姫路市の補助金制度の実態と、確認しておきたいポイントを整理します。

・姫路市に外壁塗装専門の補助金はない
・耐震改修との組み合わせで補助金を受けられる可能性がある
・助成金診断サイトの「補助金あり」表示に注意

姫路市に外壁塗装専門の補助金はない

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

姫路市には、外壁塗装のみを対象とした補助金制度は設けられていません。姫路市公式サイトでも「外壁塗装工事のみを行う場合は、本補助制度の対象外です」と明記されています。

遮熱塗料や断熱塗料を使った外壁塗装、省エネ性能の高い塗料を使う場合でも、塗装工事単独では補助の対象にはならない点には注意しましょう。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

兵庫県内には、外壁塗装に利用できる助成金制度を実施している自治体もあります。県全体の制度状況については、以下の記事で詳しく解説しています。

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【2025年最新】兵庫県の外壁塗装につかえる助成金・補助金一覧!対象市町村と申請の流れを解説

耐震改修との組み合わせで補助金を受けられる可能性がある

外壁塗装そのものは補助対象外ですが、耐震改修工事として壁補強を行うことで、外壁の補修(ひび割れ補修など)が付帯工事として補助対象になる場合があります。塗装の塗膜を新しくするだけの工事は対象外ですが、耐震補強と一体で行う外壁の復旧工事が対象です。

姫路市が実施する「ひめじ住まいの耐震化促進事業」では、以下の補助が受けられます。

住居の種類 補助金額
戸建て住宅 耐震改修工事費用の5分の4
※上限額:115万円
その他共同住宅 耐震改修工事費用の5分の4
※上限額:45万円×戸数
マンション 耐震改修工事費用の2分の1
※延べ面積により限度額が異なる

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】
参照:耐震改修工事費補助(一般型)の場合

昭和56年5月以前に建てられた住宅にお住まいで耐震性に不安がある場合は、外壁塗装と耐震改修をあわせて検討してみましょう。

近隣の神戸市でも、姫路市と同じく耐震改修や空き家改修と組み合わせる形で補助金を活用できるケースが紹介されています。具体的な事例は以下の記事で解説しているので、あわせてお読みください。

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助成金診断サイトの「補助金あり」表示に注意

インターネット上の助成金診断サイトで「姫路市は補助金あり」と表示されるケースがあります。しかし、これは外壁塗装専用の補助金ではなく、耐震改修工事の補助制度を指している場合がほとんどです。

また、「外壁塗装に補助金が使える」と案内する訪問営業にも注意が必要です。正確な情報は姫路市役所 建築指導課・防災・耐震担当(電話:079-221-2547)に直接確認してください。

実施中の助成金の調べ方や、悪質業者が「助成金」を口実に契約を迫る手口の見抜き方は、以下の記事で詳しく解説しています。

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外壁塗装の助成金・補助金を解説!実施中助成金の調べ方と申請方法

姫路市で外壁塗装に活用できる補助金制度

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

姫路市で外壁塗装に関連する公的支援は、主に以下の2つです。

・ひめじ住まいの耐震化促進事業
・兵庫県 空き家活用支援事業(住宅型)

いずれも外壁塗装単独では使えませんが、耐震改修や空き家リフォームと組み合わせれば外壁工事費を一部カバーできる可能性があります。

それぞれの制度の特徴や条件を詳しく見ていきましょう。

ひめじ住まいの耐震化促進事業

「ひめじ住まいの耐震化促進事業」は、耐震性の低い住宅の改修工事に対して費用の一部を補助する制度です。令和8年度は11月11日まで受付しており、以下の6つの補助制度が用意されています。

・耐震改修工事費補助(一般型)
・小規模型耐震改修工事費補助
・耐震改修計画・工事費パッケージ型補助
・屋根軽量化工事費補助
・耐震シェルター設置費補助
・防災ベッド等設置費補助

外壁塗装そのものは対象外ですが、耐震補強工事の付帯工事として外壁を補修する場合は補助の範囲に含まれます。築年数が古く耐震性に不安がある方は、外壁の塗り替えと耐震改修とセットで検討しましょう。

6つの制度に共通する条件は、以下のとおりです。

内容 条件
対象住宅 ・昭和56年5月31日以前に着工した住宅(戸建て住宅・長屋住宅・共同住宅)
・耐震基準を満たしていないもの
※昭和56年6月1日以降に増改築を行い、大臣認定を取得した住宅は原則対象外
対象者 ・所得600万円以下の兵庫県民
・姫路市内に対象住宅を所有する者
登録事業者要件 兵庫県の「住宅改修業者登録制度」または「事業者グループ登録制度」に登録した事業者との契約が必要
申請受付期限 令和8年(2026年)11月11日(水)正午まで
※予算がなくなり次第終了
問い合わせ先 姫路市役所:建築指導課/防災・耐震担当
電話番号:079-221-2547
お問い合わせフォーム

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

この制度では、令和8年度から以下の内容が改正されています。

・兵庫県住宅再建共済制度(フェニックス共済)の加入要件を廃止
・補助金上限額の引き上げ
・各書類様式の変更

兵庫県 空き家活用支援事業(住宅型)

兵庫県 空き家活用支援事業は、空き家を住宅として活用するための改修工事費の一部を助成する制度です。

外壁の塗り替えには適用できませんが、姫路市の対象エリアで空き家を取得して自己居住用にリフォームする場合は、外壁の改修や塗装も補助対象経費に算入できます。空き家購入とリフォームをセットで検討する方向けの制度です。

対象住宅や条件は、以下のとおりです。

項目 内容
対象住宅 ・築20年以上の一戸建て住宅または共同住宅の住戸
・空き家の期間が6か月以上もしくは、空き家バンクに登録されているもの
・台所・浴室・便所の水回り設備のいずれかが10年以上改修されていない
・耐震性能を有する空き家
・土砂災害特別警戒区域、災害危険区域等に位置していないこと
対象地域 旧香寺町・安富町・夢前町・家島町
対象者 空き家を取得して自己居住用にリフォームする方
※ただし、改修後10年以上住宅等として活用する場合に限る
補助額 【一戸建て住宅】
一般住宅:最大100万円
若年・子育て世帯・UJIターン世帯:最大150万円
【共同住宅】
一般住宅:最大65万円
若年・子育て世帯・UJIターン世帯:最大100万円
補助対象となる経費 ・改修工事費
・事務機器取得費
※地域交流拠点型でコワーキングスペースに活用する場合

参照:兵庫県|空き家活用支援事業
参照:兵庫県|補助金額一覧表

若年世帯とは、夫婦の合計年齢が80歳未満の世帯、子育て世帯は高校卒業までの子どもや妊娠中の方が同居している世帯が対象です。

また、UJIターン世帯とは、県外から県内に転入する世帯を指し、県内の賃貸住宅に転入後2年以内の世帯が対象となります。

対象エリアが定められており、姫路市の旧香寺町・安富町・夢前町・家島町のエリアに限られます。また、本事業による改修を行った建物は、事業完了後10年以上活用する義務があり、転売はできません。

空き家購入・リフォームを「住み続ける前提」で計画する方に限られる点に注意してください。

ひめじ住まいの耐震化促進事業|外壁塗装に関連する補助制度4選

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

「ひめじ住まいの耐震化促進事業」には6つの補助がありますが、ここでは外壁塗装と関連性の高い4つの制度を紹介します。いずれも外壁塗装単独では使えませんが、耐震補強工事とあわせて行うことで付帯工事として外壁塗装の一部が補助対象になるケースがあります。

・耐震改修工事費補助(一般型)
・小規模型耐震改修工事費補助
・耐震改修計画・工事費パッケージ型補助
・屋根軽量化工事費補助

順番にみていきましょう。

耐震改修工事費補助(一般型)

耐震改修工事費補助(一般型)は、耐震性が不足する住宅を対象に、耐震基準を満たすための改修工事に対して補助金が交付される制度です。

耐震補強を目的とした制度のため、外壁塗装のみでは利用できません。ただし、耐震補強工事に伴って外壁の解体や復旧が必要な場合、その補修費用は付帯工事として補助対象になることがあります。

耐震性と外壁の劣化が気になる場合は、合わせて工事を行う方法も検討してみるとよいでしょう。

耐震改修工事費補助(一般型)の対象住宅や条件は、以下のとおりです。

項目 内容
対象者 ・所得が600万円以下の兵庫県民
・姫路市内に対象住宅を有する者
対象住宅 ・昭和56年5月31日以前に着工した住宅(戸建て住宅・長屋住宅・共同住宅)
・耐震基準に満たしていないもの
対象となる経費 ・柱・はり・壁・筋かいや基礎の補強
・屋根の軽量化
・火打ち梁や構造用合板による床面の補強
工事費の条件 50万円以上の工事であること
改修後の条件 評点が1.0以上になること
補助額(戸建て住宅) 耐震改修工事費用の5分の4
※上限額:115万円
補助額(共同住宅) 耐震改修工事費用の5分の4
※上限額:45万円×戸数

住宅の耐震性は「評点」によって示され、評点1.0が現行の建築基準法で求められる最低限の耐震基準です。震度6強~7程度の地震でも、建物が倒壊しない水準とされています。

この制度では、耐震基準を完全に満たすレベルまで改修する必要があるため、工事の規模は大きくなりますが、最大115万円の補助が受けられる点が特徴です。また、令和13年3月31日までに耐震改修工事を実施した場合は、申告により固定資産税が減額されるメリットもあります。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】
参照:一般財団法人日本建築防災協会|新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法
参照:姫路市|耐震改修した住宅に対する固定資産税の減額措置

小規模型耐震改修工事費補助

「小規模型耐震改修工事費補助」は、改修前の耐震評点が0.7未満の戸建て住宅を対象に、改修後に評点0.7以上まで耐震性能を向上させた場合に利用できる補助制度です。

一般型と同様に外壁塗装自体は対象外ですが、耐震補強に伴う外壁補修は補助対象となる場合があります。比較的小規模な改修を想定した制度のため、耐震性を改善したいものの、大がかりな工事は避けたい方に適しています。

対象住宅や補助金額の目安は、以下のとおりです。

項目 内容
対象者 ・所得が600万円以下の兵庫県民
・姫路市内に対象住宅を有する者
対象住宅 ・昭和56年5月31日以前に着工した戸建て住宅
・耐震診断の評点が0.7未満のもの
対象となる経費 ・柱・はり・壁・筋かいや基礎の補強
・屋根の軽量化
・火打ち梁や構造用合板による床面の補強
工事費の条件 50万円以上の工事であること
改修後の条件 評点が0.7以上になること
補助額 耐震改修工事費用の5分の4
上限額:60万円

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

この制度は、一般型と比べて、改修後の評点基準が緩やかなのが特徴です。ただし、改修後の評点が1.0未満であることから、住宅耐震改修証明書は発行されません。

そのため、税優遇措置が利用できない点には注意しましょう。

耐震改修計画・工事費パッケージ型補助

「耐震改修計画・工事費パッケージ型補助」は、住宅耐震改修計画策定費補助と耐震改修工事費補助をセットにした制度です。

こちらの制度も外壁塗装は対象外ですが、耐震補強工事に伴う外壁補修が工事費補助の対象になります。

主な条件は、以下のとおりです。

項目 内容
対象者 ・所得が600万円以下の兵庫県民
・姫路市内に対象住宅を有する者
対象住宅 ・昭和56年5月31日以前に着工した木造戸建て住宅
・耐震基準に満たしていないもの
対象となる経費 ・柱・はり・壁・筋かいや基礎の補強
・屋根の軽量化
・火打ち梁や構造用合板による床面の補強
工事費の条件 50万円以上であること
改修後の条件 評点が1.0以上になること
補助額 診断等費用の3分の2
※上限額:20万円
耐震改修工事費用の5分の4
※上限額:115万円

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

診断から工事まで一括で進めたい方向けの制度で、計画策定費20万円と工事費115万円を合わせ、最大135万円の補助が受けられます。これから耐震改修を検討する方に利用しやすい制度ですが、契約先は「事業者グループ登録制度」に登録された事業者に限られるため、業者を選定する際は注意しましょう。

屋根軽量化工事費補助

「屋根軽量化工事費補助」は、土葺き瓦などの重い屋根を軽い屋根に全面葺き替える工事に補助金が交付される制度です。

屋根の葺き替え工事のみが対象で、外壁塗装や屋根塗装は対象外です。ただし、屋根の葺き替えと外壁塗装を同時に行うことで足場代を1回分に節約できるため、全体の費用を抑えやすくなります。

「屋根軽量化工事費補助」の条件は、以下のとおりです。

項目 内容
対象者 ・所得が600万円以下の兵庫県民
・姫路市内に対象住宅を有する者
対象住宅 昭和56年5月31日以前に着工した木造戸建て住宅
土葺き瓦屋根からスレート瓦・金属瓦葺き屋根にする場合:評点0.4以上1.0未満
土葺き瓦屋根から瓦葺き屋根にする場合:評点0.5以上1.0未満
瓦葺き屋根からスレート瓦・金属瓦葺き屋根にする場合:評点0.5以上1.0未満
対象となる経費 重い屋根から軽い屋根へ葺き替える屋根の軽量化工事
工事費の条件 60万円以上の工事であること
補助額 上限額:60万円

屋根軽量化部分には補助金が適用され、外壁塗装部分は自己負担となります。築年数が古く、屋根と外壁の両方に劣化が見られる場合は、工事のタイミングをあわせて検討しましょう。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

瓦屋根の葺き替え工事は、屋根材によって工程や費用が変わります。具体的な交換時期や費用は以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。

関連記事
屋根葺き替えの流れと注意点|瓦・ガルバリウム・スレート別の交換ポイント

【シェルター設置費補助・防災ベッド等設置費補助は外壁塗装には使えない】

ひめじ住まいの耐震化促進事業には、前述の4制度に加えて「耐震シェルター設置費補助(最大115万円)」と「防災ベッド等設置費補助(1台あたり10万円)」の2つの制度があります。

これらは室内に安全装置を設置するための制度で、外壁塗装や外壁改修は対象に含まれていません。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

ひめじ住まいの耐震化促進事業の申請手順【5STEP】

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

ひめじ住まいの耐震化促進事業を利用するには、登録事業者への相談から補助金の受け取りまで、いくつかの段階を踏む必要があります。ここでは申請の流れをステップごとに解説します。

・STEP1.登録事業者に相談する
・STEP2.耐震診断・改修計画・見積もりを依頼する
・STEP3.補助金の交付申請を行う
・STEP4.交付決定後に工事を実施する
・STEP5.完了報告を提出し補助金を受け取る

STEP1.登録事業者に相談する

まずは、兵庫県の「住宅改修業者登録制度」または「事業者グループ登録制度」に登録された事業者を探すところから始めます。補助金を利用するには、これらの登録事業者との契約が必須条件です。

登録事業者は、兵庫県のホームページ上で地域別に検索できます。(参照:兵庫県リフォーム業者検索システム

相談時には「姫路市の耐震補助を使って改修工事を行いたい」と伝えてください。事業者によって得意分野や対応力が異なるため、2〜3社に相談して比較するのがおすすめです。

また、パッケージ型補助を利用する場合は「事業者グループ登録制度」に登録された事業者グループとの契約が求められます。補助金制度に対応可能な事業者かどうかも確認しておきましょう。

STEP2.耐震診断・改修計画・見積もりを依頼する

登録事業者が決まったら、耐震診断を依頼し、その結果をもとに改修計画と見積もりを作成してもらいます。耐震診断では、建物の壁や基礎の状態、屋根の重さなどを調査したうえで「上部構造評点」という数値を算出します。

この評点が1.0未満(小規模型は0.7未満)の住宅が補助対象です。

診断結果をもとに、壁の補強方法や屋根の軽量化の必要性などを事業者と相談しながら改修計画を進めます。外壁塗装もあわせて検討している場合は、この段階で相談しておきましょう。

耐震補強に伴う外壁の補修部分は、補助対象として見積もりに含められる可能性があります。 塗装そのものは自費になりますが、足場の共用や工程調整によって全体の費用を抑えられるでしょう。

STEP3.補助金の交付申請を行う

改修計画と見積もりがまとまったら、姫路市に補助金の交付申請を行います。申請書類には改修計画書や工事見積書のほか、耐震診断の結果などが必要です。

申請は姫路市役所本庁舎5階の建築指導課へ、直接持参する必要があります。郵送やオンラインでの申請は受け付けていないため、事前に必要書類を揃えてから訪問してください。

申請書類の作成は登録事業者がサポートしてくれるケースが多く、わからない点があれば事業者に相談しましょう。予算がなくなると期限前でも受付が終了するため、早めに申請を心がけてください。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

STEP4.交付決定後に工事を実施する

申請内容の審査を経て、姫路市から「交付決定通知書」が届きます。工事に着手できるのはこの通知を受け取ってからです。

交付決定前に工事を始めてしまうと、補助金の交付を受けられなくなります。工事開始日は登録事業者とよく相談し、通知が届いてからスケジュールを確定してください。

工事期間中は、耐震補強の施工状況を写真で記録しておきましょう。実績報告の際に写真がないと、補強の実施が証明できず補助金額が減額される場合があります

STEP5.完了報告を提出し補助金を受け取る

工事が完了したら、姫路市に実績報告書を提出します。報告書には工事完了後の写真や領収書などを添えて提出してください。

実績報告書の提出期限は、事業完了日から30日以内、または令和9年(2027年)1月13日正午のいずれか早い日です。期限を過ぎると補助金を受け取れなくなる可能性があるため、工事完了後は速やかに手続きを進めましょう。

報告内容の審査が完了すると補助金額が確定し、指定口座へ振り込まれます。補助金は工事完了後の後払い方式のため、一度工事費用を立て替える必要があります

なお、姫路市では「代理受領制度」を導入しており、補助金を施主ではなく施工事業者が直接受け取る方法も選べます。立て替え負担を減らしたい場合は、事前に登録事業者へ相談してください。

参照:姫路市|代理受領制度

姫路市の外壁塗装費用相場と業者選びのコツ

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

外壁塗装は、築10〜15年を目安に必要になる大きなメンテナンス費用です。ここでは姫路市での費用感と、後悔しない業者選びのポイントを紹介します。

・姫路市の外壁塗装費用相場
・兵庫県の登録制度を活用した業者の見分け方
・悪質業者の手口と対処法

姫路市の外壁塗装費用相場

姫路市における30坪の戸建て住宅の外壁塗装相場は、おおむね70万〜130万円程度です。使用する塗料の種類や外壁の傷み具合、建物の形状などによって金額は上下します。

費用の主な内訳は、以下のとおりです。

項目 費用目安
高圧洗浄 約3万~5万円
足場設置費用 約15万〜20万円
下地処理 約5万~15万円
塗装代 約40万~70万円
雨樋・破風板・軒天などの付帯部塗装 約10万~20万円

塗料は種類によって耐用年数が異なり、シリコン系で約7〜15年、フッ素系で約15〜20年が目安とされています。

また、姫路市は瀬戸内海に面しているため、沿岸部では潮風による塩分の影響で塗膜の劣化が早まりやすい傾向です。そのため、耐候性の高い塗料を選ぶことで、将来的なメンテナンス費用の軽減につながります。

30坪住宅の費用内訳や塗料別の相場については、以下の記事でより詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

関連記事
【2025年最新】外壁塗装30坪の費用はいくら?塗料別に相場と内訳を解説

兵庫県の登録制度を活用した業者の見分け方

耐震補助を利用するしないにかかわらず、兵庫県の「住宅改修業者登録制度」に登録されているかどうかは、業者の信頼性を測る一つの基準になります。

県の検索システムに業者名を入力すると、登録の有無をすぐに確認できるため、見積もりを依頼する前にチェックしておくと安心です。

見積書を確認する際は、塗料メーカーと商品名、塗装する面積、下塗り・中塗り・上塗りの3工程が明記されているかがポイントです。内訳が「一式見積もり」と曖昧に提示する業者は、工事後に追加請求をしてくるケースもあるため、注意が必要です。

参照:兵庫県|住宅改修業者登録制度

信頼できるリフォーム業者を選ぶための具体的なチェックポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事
よいリフォーム業者を選ぶためのポイント

悪質業者の手口と対処法

「この地域限定の助成金がある」「モニター価格で安くできる」といった言葉で突然訪問してくる業者には警戒が必要です。

こうした業者は、屋根や外壁の不具合を指摘して不安をあおり、その場での契約を迫る手口を使うことがあります。どんなに急かされても即決は避け、必ず複数社の見積もりを取ってから判断してください。

万が一、訪問販売で契約してしまった場合でも、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリングオフで契約を解除できます。

不審な勧誘を受けたり、トラブルが発生した場合は、姫路市消費生活センター(電話:079-221-2110)に相談してください。平日9時〜17時で受け付けています。

参照:姫路市|消費生活相談

火災保険や助成金を口実にした外壁塗装の詐欺手口は、近年増えています。事例と対処法は以下の記事で詳しく解説しているので、契約前にぜひ目を通しておいてください。

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外壁塗装詐欺のよくある手口と対処方法!火災保険や助成金という言葉に注意

補助金以外で外壁塗装費用を抑える方法

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

姫路市には外壁塗装単独の補助金がないため、別の方法でコストを抑える工夫が欠かせません。ここでは、実践しやすい4つの方法を紹介します。

・複数業者から相見積もりを取る
・屋根と外壁を同時に塗装する
・火災保険の風災補償を確認する
・耐震改修に伴う税制優遇を確認する

複数業者から相見積もりを取る

外壁塗装は業者ごとに使う塗料や施工方法、人件費の考え方が異なります。1社だけの見積もりでは適正価格かどうか判断しづらいため、最低でも3社程度から見積もりを取って比較しましょう。

比較する際は金額だけでなく、塗料のグレードや保証年数、施工体制(自社施工か下請けか)もあわせて確認してください。価格差が生じる理由を把握しやすくなります。

見積書の項目の読み解き方や業者間の価格差の判断基準については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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【2025年最新版】外壁塗装のリアルな費用相場と見積書の読み解き方

屋根と外壁を同時に塗装する

外壁塗装には高所作業のための足場が欠かせません。屋根と外壁を別のタイミングで塗ると、足場の設置・解体を2回分支払うことになり、費用がかさみます。

屋根の塗り替え時期が近いなら、外壁とまとめて施工するのが経済的です。足場代が1回で済むため、トータルで数万〜十数万円の節約につながるケースもあります。

屋根塗装の費用相場や安く抑えるコツについては、以下の記事で詳しく解説しているので、同時施工を検討する際の判断材料にしてください。

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屋根塗装の費用相場は30〜110万円|坪数・塗料別の総額と安く抑える方法を解説

火災保険の風災補償を確認する

台風や強風で外壁にひび割れが生じたり、飛来物で破損した場合は、加入中の火災保険の風災補償が使える場合があります

注意が必要なのは、経年劣化による色褪せやチョーキング(触ると白い粉がつく症状)は補償の対象外という点です。あくまで自然災害が原因の破損に限られます

姫路市は瀬戸内海沿いに位置しているため、台風の通過時に飛来物被害が生じることもあります。被害に心当たりがある場合は、保険証券で補償内容を確認したうえで保険会社に連絡しましょう。

火災保険を外壁塗装に活用する際の条件や申請手順、注意点については、以下の記事をご覧ください。

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外壁塗装で火災保険は適用される?条件や申請手順・注意点を解説

耐震改修に伴う税制優遇を確認する

ひめじ住まいの耐震化促進事業(一般型またはパッケージ型)を利用して改修後の評点を1.0以上にした場合、固定資産税の減額措置を受けられる可能性があります。

平成18年1月1日から令和13年3月31日までの間に耐震改修工事を行った一般住宅やマンションなどで、一定の条件を満たすことで固定資産税が減額されます。

減額内容は以下のとおりです。

・耐震改修した住宅の居住部分の床面積(住宅1戸あたり120平方メートルを限度)に相当する税額の2分の1が減額
・長期優良住宅の認定を受けて改修した場合には、3分の2が減額

耐震改修工事が完了すると、翌年度分の固定資産税の減額措置を受けられます。固定資産税は改修翌年度分について、120㎡相当分まで2分の1に減額される仕組みです。

ただし、申告は工事完了後3か月以内に必要書類を資産税課へ提出する必要があるため、忘れずに手続きを行いましょう。

さらに、所得税の控除も受けられます。適用期間内に工事を完了した場合、耐震工事の標準的な費用の10%(最大25万円)がその年の税額から控除されます。

控除の計算対象は耐震改修工事の標準的な費用相当額のみで、外壁塗装そのものの費用は控除対象に含まれない点に注意してください。補助金と税制優遇は併用可能ですが、所得税の控除額は補助金額を差し引いた費用をもとに計算されます。

確定申告時には「住宅耐震改修証明書」の提出が必要となるため、工事完了後に登録事業者へ証明書の発行を依頼してください。

参照:国税庁|No.1222 耐震改修工事をした場合(住宅耐震改修特別控除)
参照:国土交通省|令和8年度税制改正概要

リフォームで使える減税制度は、耐震改修以外にも複数あります。バリアフリーや省エネ改修など、申請しておきたい10の減税制度について以下の記事で詳しく解説しています。

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支払う税金を減らそう!リフォームするなら申請しておきたい10の減税制度

姫路市の外壁塗装に使える助成金に関するよくある質問

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

姫路市の外壁塗装の助成金について、よくある3つの質問をまとめました。

姫路市で外壁塗装だけに使える補助金はありますか?

姫路市には、外壁塗装のみを対象とした補助金制度はありません

耐震改修工事との組み合わせで活用できる制度については、この記事の「ひめじ住まいの耐震化促進事業」の章で詳しく解説しています。制度全般のお問い合わせは、姫路市役所・建築指導課(電話:079-221-2547)で受け付けています。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

令和8年度の申請受付はいつまでですか?

令和8年度の申請受付期限は、令和8年(2026年)11月11日(水)正午までです。ただし、予算がなくなり次第終了します。

利用を検討している方は、早めに登録事業者へ相談してください。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

補助金を申請するときに気をつけることはありますか?

最も注意すべき点は、補助金の交付が決定する前に着工しないことです。先に工事を始めてしまうと、要件を満たしていても補助金は支給されません。

また、予算枠には限りがあり、申請は先着順です。年度後半は予算が少なくなっている場合もあるため、利用を検討している方は早めに相談や申請準備を進めましょう。

そのほか、市税や県税に未納がある場合は申請が認められないため、事前に納付状況を確認しておくと安心です。

参照:姫路市|住宅耐震化工事等に関する補助【令和8年度受付中】

姫路市で外壁塗装を検討するなら早めの情報収集を

【2026年最新】姫路市で外壁塗装に使える助成金・補助金はある?活用できる制度や申請の流れを解説

この記事では、姫路市の補助金制度の現状から耐震改修補助の内容、費用を抑えるための方法まで解説しました。

姫路市で外壁塗装に直接使える補助金はありませんが、ひめじ住まいの耐震化促進事業を活用すれば最大115万円(パッケージ型なら最大135万円)の補助を受けることが可能です。

昭和56年5月以前に建てられた住宅にお住まいの方は、外壁塗装と耐震改修をあわせて検討してみましょう。補助金の予算枠は限られているため、早めの行動が鍵になります。

業者選びの際は、兵庫県の住宅改修業者登録制度を活用して複数社を比較し、見積もり内容と施工体制をしっかり確認したうえで判断しましょう。

外壁塗装を検討している方は、相談から見積もりまで無料で利用できる外壁塗装の適正価格診断サイト「外壁塗装の窓口」もぜひ活用してみてください。

全国5,000社以上の優良施工店の中から、姫路市に対応した業者を無料で紹介してもらえます。見積もり後に断ることも可能なので、まずは気軽に相場を把握するところから始めてみましょう。

瀬戸内の潮風や強い紫外線にさらされる姫路市の住宅だからこそ、適切なタイミングで信頼できる業者に外壁塗装を依頼し、住まいの資産価値を守っていきましょう。

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