この記事では、松戸市で利用可能な制度の中身から申請の流れ、助成金・補助金に頼らず費用を抑える工夫までを網羅しています。外壁塗装を計画中の方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
- 松戸市の外壁塗装の助成金・補助金制度とは?
- 松戸市で外壁塗装に使える助成金・補助金制度
- 外壁塗装にも関連する国の補助金制度
- 松戸市で助成金を受け取るまでの申請手順【6STEP】
- 松戸市の外壁塗装費用相場と業者選び
- 助成金以外で松戸市の外壁塗装費用を抑える方法
- 松戸市の外壁塗装に使える助成金に関するよくある質問
- 松戸市で外壁塗装を検討するなら早めの情報収集を
松戸市の外壁塗装の助成金・補助金制度とは?
自治体の支援を活用して外壁塗装の費用を軽減できないか、情報を集めている方も少なくないでしょう。まずは助成金と補助金の基本的な違いや、松戸市の制度の現状を整理します。
・松戸市に外壁塗装専用の助成金はない
・助成金と補助金の違い
・助成金・補助金を利用するメリット
それぞれ確認していきましょう。
松戸市に外壁塗装専用の助成金はない
冒頭でも触れたとおり、松戸市には外壁塗装だけを対象にした助成金・補助金は存在しません。千葉県レベルでも、外壁塗装に直接活用できる県独自の補助制度は確認できない状況です。
ただし、耐震改修工事にあわせて行うリフォーム工事には外壁塗装や屋根塗装も含めることができるため、条件が合えば費用を抑えられます。次のセクションで具体的な制度を見ていきましょう。
助成金と補助金の違い
住宅リフォームの公的支援には「助成金」と「補助金」の2つがあり、仕組みが異なります。助成金は要件を満たせば原則として支給される一方、補助金は申請後の審査・選定を経て交付が決まります。
松戸市の住宅関連支援では、耐震改修費が「補助金」、リフォーム事業費が「助成」と呼び分けられていますが、どちらも予算枠の範囲で先着順に受け付ける点は共通です。令和7年度は予算上限到達で早期に受付が終了しているため、利用を考えるなら受付開始のタイミングを事前に確認しておきましょう。(参照:松戸市木造住宅耐震改修費補助金のご案内|松戸市)
助成金・補助金を利用するメリット
公的支援を活用すれば、持ち出し額を大幅に減らせます。松戸市の場合、耐震改修費補助金(最大100万円)とリフォーム事業費助成(最大30万円)を合わせて最大130万円の支援を受けられる可能性があります。
金銭面だけでなく、申請を通じて自宅の耐震性を専門家にチェックしてもらえるのもメリットです。松戸市は東京都心から約20km圏のベッドタウンで、昭和後期〜平成初期築の住宅も多く、外壁の見た目と合わせて構造面を点検する価値があります。
松戸市で外壁塗装に使える助成金・補助金制度
松戸市で外壁塗装に関連する補助制度は主に2つあります。それぞれ対象となる工事や条件が異なり、外壁塗装の費用に直接活用できるのは「リフォーム事業費助成」のみです。
耐震改修費補助金は耐震工事自体への補助ですが、リフォーム助成と組み合わせて使うことで、外壁塗装も含めた工事全体の負担を軽くできます。
・木造住宅耐震改修費補助金
・木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成
順番に解説します。
木造住宅耐震改修費補助金
松戸市木造住宅耐震改修費補助金は、耐震性が不足する古い木造住宅の補強工事に対して、工事費の一部を市が負担する制度です。
耐震改修工事そのものを対象とした制度のため、外壁塗装だけを目的とした申請はできません。ただし、後述するリフォーム事業費助成と組み合わせれば、耐震改修と同時に行う外壁塗装の費用を軽減できるため、外壁の劣化と耐震性に同時に不安がある場合は一体での実施を検討する価値があります。
補助額は設計費・工事費・工事監理費の合計の5分の4で、上限は100万円(千円未満切捨て)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象住宅 | 平成12年5月31日以前に建築・着工された2階建以下の在来軸組構法木造住宅(プレハブ・ツーバイフォー工法は対象外) |
| 対象者 | 松戸市の住民基本台帳に記載され、木造住宅を所有かつ居住していること(賃貸住宅は除く)。市税の滞納がないこと |
| 耐震診断の条件 | 松戸市木造住宅耐震診断士による診断で上部構造評点が1.0未満と判定された住宅 |
| 補助額 | 設計費・工事費・工事監理費の合計×4/5、上限100万円(千円未満切捨て) |
| 施工者の条件 | 建設業法の許可を受け、松戸市内に本店・支店・営業所のいずれかを開設している者 |
| 令和7年度の受付状況 | 予算上限到達のため受付終了 |
| 令和8年度の受付期間 | 令和8年5月7日(木)〜令和8年11月13日(金) |
令和8年度は、令和8年11月30日までに設計承認申請書、令和9年1月15日までに実績報告書を提出できる見込みがある場合に限り申請可能で、予算に達し次第受付終了となります。
注意点として、施工者は「松戸市内に拠点を持つ建設業許可業者」に限定されており、補助金交付申請の前に建築指導課との事前協議が必要かつ耐震改修の契約は交付決定通知書を受け取った後に行います。順序を間違えると補助対象外になるため注意してください。
問い合わせ先は松戸市街づくり部 建築指導課(電話:047-366-7368)です。
木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成
外壁塗装の費用に最も直結するのが、この「リフォーム事業費助成」です。
外壁塗装への活用:◎活用できます。 外壁塗装・屋根塗装・内装改修などのリフォーム工事が助成対象に含まれており、松戸市内で外壁塗装の費用を直接軽減できる唯一の制度です。ただし、「松戸市木造住宅耐震改修助成事業」を利用して耐震改修工事を行うことが必須条件であり、外壁塗装単独での申請はできません。
耐震改修工事と同時にリフォーム工事を行う場合、リフォーム工事費用の10分の1(上限30万円、千円未満切捨て)が助成されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 松戸市木造住宅耐震改修助成事業の補助金を受けて耐震改修工事を行う一戸建て住宅または併用住宅 |
| 対象工事 | 耐震改修工事と併せて行う木造住宅の修繕、模様替え、設備改修等(外壁塗装・屋根塗装・内装改修などを含む) |
| 補助額 | リフォーム工事費用の1/10、上限30万円(千円未満切捨て) |
| 年間受付戸数 | 25戸(耐震改修の予定戸数がなくなり次第終了) |
| 令和7年度の受付状況 | 受付終了 |
| 令和8年度の受付期間 | 令和8年5月7日(木)〜令和8年12月1日(火) |
参照:松戸市木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成のご案内|松戸市
注意点として、この助成は単独では利用できず、「松戸市木造住宅耐震改修助成事業」での耐震改修が前提となります。まず建築指導課と耐震改修を協議し、その後に住宅政策課とリフォーム助成を協議する流れです。
見積もりは耐震改修工事とリフォーム工事の費用を明確に区分して作成してもらいましょう。耐震改修の補助対象となる費用はリフォーム工事の費用に含められません。なお、令和8年度から申請書類にアンケートの提出が追加されています。
問い合わせ先は松戸市住宅政策課(電話:047-366-7366)です。
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【2025年最新】神戸市で外壁塗装の助成金・補助金は使える?申請手順や業者の選び方を解説
【悪質な訪問業者には注意が必要】
外壁塗装の情報を集め始めると「松戸市で使える補助金がある」「今だけの特別キャンペーン」といったトークで訪問してくる業者に出くわすことがあります。「外壁にヒビが入っている」「放っておくと雨水が染み込む」などと指摘されても、その場で契約を決めないでください。実態のない緊急性をあおる手口で、相場からかけ離れた見積もりや低品質施工のトラブルが後を絶ちません。
不審な勧誘を受けた場合は、松戸市消費生活センター(電話:047-365-6565、平日8:30〜16:00)に相談しましょう。(参照:消費生活相談|松戸市)
訪問販売で契約してしまっても、法律で定められた書面を受け取った日から起算して8日以内であればクーリング・オフで解除できます。(参照:訪問販売|特定商取引法ガイド(消費者庁))
具体的な詐欺の事例と対処法は、以下の記事もあわせてお読みください。
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外壁塗装詐欺のよくある手口と対処方法!火災保険や助成金という言葉に注意
外壁塗装にも関連する国の補助金制度
松戸市の制度に加えて、国が実施している住宅改修向けの補助金も選択肢に入ります。いずれも外壁塗装単独では対象になりませんが、断熱改修や省エネ設備の導入と組み合わせれば活用の余地があります。外壁塗装と一緒に窓・断熱・給湯器のリフォームを行う場合は、検討しておきましょう。
・みらいエコ住宅2026事業
・住宅省エネ2026キャンペーン関連事業
順に見ていきましょう。
みらいエコ住宅2026事業
みらいエコ住宅2026事業は、2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」(2026年2月16日受付終了)の後継として、国土交通省が2026年度から開始した省エネリフォーム補助制度です。
補助対象は外壁の内側に断熱材を組み込むなど「躯体の断熱改修」に該当する本格的な工事に限られ、遮熱塗料を含む一般的な外壁塗装単独では対象になりません。
断熱改修と外壁塗装を一体で行う大規模リフォーム向けの制度です。
リフォームでは躯体(床・壁・天井)の断熱改修を含む幅広い工事が対象となり、1戸あたり最大100万円の補助を受けられます。補助上限額は改修前後の省エネ性能の差によって40万〜100万円の幅があり、断熱性能が低い古い住宅ほど高く設定されています。
リフォームでは世帯要件はありません(最大125万円は新築のGX志向型住宅のみが対象)。また、義務基準の場合「①開口部の断熱改修」「②躯体の断熱改修」「③特定エコ住宅設備の設置」の3つを必須工事として含む必要があります。
対象は原則として平成28年(2016年)12月31日以前に新築された住宅で、「みらいエコ住宅事業者」として登録された業者との契約が必須(個人での直接申請は不可)。リフォームの交付申請は2026年5月時点ではまだ受付開始前のため、公式サイトの最新情報をご確認ください。(参照:みらいエコ住宅2026事業について|国土交通省)
なお、松戸市の耐震改修補助と国の補助は同じ工事に対しては二重で受けられません。申請前に併用の可否を窓口で確認しておくと安心です。
住宅省エネ2026キャンペーン関連事業
国では「住宅省エネ2026キャンペーン」として複数の補助事業を展開しています。代表的なものは窓の断熱リフォームを対象とした「先進的窓リノベ2026事業」や、エコキュートなど高効率給湯器への交換を支援する「給湯省エネ2026事業」です。
いずれも対象は窓・ドアの断熱改修や高効率給湯器の導入で、塗装工事は補助の枠外です。
ただし、住宅全体のリフォームを計画しているなら、外壁塗装と並行して窓交換や給湯器更新を行うことでトータルの補助額を増やせる可能性があります。
最新情報は公式サイトでご確認ください。(参照:住宅省エネ2026キャンペーン|国土交通省・経済産業省・環境省)
松戸市で助成金を受け取るまでの申請手順【6STEP】
松戸市木造住宅耐震改修費補助金は、申請から補助金を受け取るまでに複数の手順を踏む必要があります。リフォーム事業費助成も利用する場合はさらに書類が加わりますが、基本的な流れは同じです。
ここでは松戸市公式のパンフレットに基づいて、手続きの流れを6段階に分けて説明します。
・STEP1. 建築指導課との事前協議
・STEP2. 耐震診断の実施
・STEP3. 補強設計と見積もりの作成
・STEP4. 補助金交付申請
・STEP5. 交付決定後に工事着手
・STEP6. 完了報告と補助金の受け取り
STEP1. 建築指導課との事前協議
最初のステップは、松戸市街づくり部 建築指導課(電話:047-366-7368)への相談です。「耐震改修補助金を利用したい」と伝え、自宅が対象になりそうか確認しましょう。この段階で「松戸市木造住宅耐震診断士名簿」に登録された建築士を紹介してもらえます。耐震改修の契約を結ぶ前に事前協議が必要なので、「まず市役所に相談」が鉄則です。
STEP2. 耐震診断の実施
名簿に登録された耐震診断士に依頼し、自宅の耐震診断を受けます。図面と現地調査から建物の強度を数値化し、上部構造評点が1.0未満と判定された住宅が補助の対象です。
なお、耐震診断費用についても「木造住宅耐震診断費補助金」(診断費の3分の2、上限5万円)が用意されています。外壁塗装そのものには使えませんが、耐震改修と組み合わせて外壁塗装を計画する際の初期費用を抑える効果があります。ただし、診断前に補助金交付申請書の提出が必要なので順序に注意してください。(参照:松戸市木造住宅耐震診断費補助金のご案内|松戸市)
STEP3. 補強設計と見積もりの作成
耐震診断の結果をもとに、改修後の上部構造評点が1.0以上になるよう補強設計を行い、施工業者から見積もりを取得します。リフォーム事業費助成も利用する場合は、外壁塗装・屋根塗装・内装改修などもこの段階で設計に組み込み、見積書は耐震改修工事とリフォーム工事を別々に記載してもらいましょう。
施工者は松戸市内に本店・支店・営業所のいずれかを持つ建設業許可業者であることが条件です。
STEP4. 補助金交付申請
設計と見積もりがまとまったら、建築指導課に補助金交付申請書を提出します。主な提出書類は住民票の写し、登記事項証明書、滞納のない証明書(収納課発行・支所では取得不可)、概算見積書、耐震診断の結果報告書の写し、施工者の建設業許可証などです。
リフォーム事業費助成も希望する場合は、耐震改修の交付決定後に住宅政策課(047-366-7366)と協議し、リフォーム助成の交付申請を行います。
STEP5. 交付決定後に工事着手
審査を経て、松戸市から「交付決定通知書」が届きます。工事に取りかかれるのは、さらに設計承認の通知を受けた後です。交付決定前の契約や、設計承認前の着工は補助金の支給対象から外れるため、業者との着工日調整は必ず通知を待ってから行ってください。
STEP6. 完了報告と補助金の受け取り
工事完了後、実績報告書(工事部位ごとの着手前・施工中・完了後の写真、契約書・内訳書・領収書の写し等を添付)を提出します。完了検査で設計どおりの施工が確認されると、補助金額が確定し交付請求書を提出して指定口座に振り込まれます。
補助金は後払いで、工事費用は一度全額を自己負担する必要があります。資金計画にはこの点を織り込んでおきましょう。
【申請時の注意点とよくある失敗】
・契約・着工は必ず交付決定・設計承認の後。先行着工すると補助対象外になります。
・予算は先着順。令和7年度は予算上限到達で早期終了しています。受付開始と同時に動くつもりで進めましょう。
・令和8年度は11月30日までに設計承認申請書、翌年1月15日までに実績報告書の提出が必要です。
・市税の滞納があると申請不可。滞納のない証明書は市役所本庁舎2階の収納課で取得(支所では取得不可)。
松戸市の外壁塗装費用相場と業者選び
外壁塗装は10〜15年に一度訪れる大きな支出です。松戸市で依頼する場合の費用の目安や、安心して任せられる業者を見極めるコツを紹介します。
・松戸市の外壁塗装費用相場
・信頼できる業者の見分け方
・悪質業者の手口と対処法
順番に解説します。
松戸市の外壁塗装費用相場
松戸市で外壁塗装を依頼する場合の費用目安は以下のとおりです。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 外壁塗装(30坪) | 70万〜130万円 |
| 足場設置費用 | 15万〜25万円 |
| 外壁+屋根塗装(合計) | 90万〜140万円 |
費用に幅があるのは、使用する塗料のグレードや外壁の傷み具合、建物の形状によって金額が変動するためです。
シリコン塗料は耐用年数10〜15年でコストパフォーマンスに優れ、フッ素塗料は15〜20年と長持ちする反面、初期費用が高めになります。塗り替えの回数を減らしたいなら耐久性の高い塗料を選ぶ手もあります。
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外壁リフォーム費用ガイド|張替え・重ね張り・塗装の価格と補助金一覧【事例付き】
信頼できる業者の見分け方
外壁塗装は業者の技術と姿勢で仕上がりに差が出ます。チェックすべきポイントは以下の通りです。
| チェックポイント | 確認すべき内容 |
|---|---|
| 建設業許可と所在地 | 松戸市の助成金・補助金を利用する場合、市内に本店・支店・営業所を置く建設業許可業者であることが必須。松戸市公式サイトには、過去5年間に本補助事業を利用した施工者のリストも掲載されている。 |
| 地元での施工実績 | 実績が豊富な業者は地域の住宅事情に詳しく、住宅密集地が多い松戸市では近隣トラブルへの配慮にも慣れている。 |
| 見積書の明細 | 塗料のメーカー名・商品名・塗装面積(㎡)・塗り回数(下塗り・中塗り・上塗りの3回が標準)が明記されているかを確認。「外壁一式◯◯万円」では追加請求の原因になる。 |
| 保証・アフターサポート | 施工後の保証内容やアフターサポートの体制を、書面で示してくれるかも重要な判断材料。 |
信頼できる業者選びの方法は以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。
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外壁塗装の業者選びの注意点5つ!悪質業者を見分ける方法を解説
悪質業者の手口と対処法
「本日中の契約なら50%オフ」「近所で工事中で足場があるから特別に安い」といった期間限定を装うセールストークや、「屋根の板金が浮いているのが見えた」と根拠のない不安をあおる訪問営業には警戒が必要です。
冷静な判断をさせないまま契約を結ばせようとする行動が見られたら、即座に断るのが賢明です。
契約してしまった場合の対処法(クーリング・オフ/消費生活センターへの相談)は、前述の「悪質な訪問業者には注意が必要」を参照してください。
助成金以外で松戸市の外壁塗装費用を抑える方法
松戸市には外壁塗装単体の助成金がないため、制度以外の方法で費用を抑える工夫も重要です。ここでは5つの節約策を紹介します。
・複数業者から相見積もりを取る
・屋根と外壁を同時に塗装する
・火災保険の適用を確認する
・閑散期に工事を依頼する
・耐震改修に伴う税の減額措置を活用する
1. 複数業者から相見積もりを取る
外壁塗装の見積もりは業者ごとに差が出やすいため、最低でも3社程度から見積もりを取って比較するのがおすすめです。
比較する際は金額だけでなく、使用塗料のグレード・施工範囲・保証年数もセットでチェックしましょう。安さだけで選ぶと低品質な塗料や工程の省略につながるリスクがあります。
2. 屋根と外壁を同時に塗装する
外壁塗装の足場設置費は30坪の住宅で15万〜25万円ほどかかり、外壁と屋根を別の時期に塗り替えると2回分が必要です。
屋根の塗り替え時期が近いなら、外壁と同時施工で足場代を1回分に抑えるのが合理的です。屋根塗装の費用相場や塗料の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。
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屋根塗装の費用相場は30〜110万円|坪数・塗料別の総額と安く抑える方法を解説
3. 火災保険の適用を確認する
台風・強風・雹といった自然災害で外壁や屋根が損傷した場合、火災保険の風災・雹災補償で修繕費がカバーされることがあります。ただし経年劣化による色あせやひび割れは対象外です。
心当たりがある場合は、加入中の保険証券で補償範囲を確認し、保険会社に相談しましょう。被害状況の写真や修理見積書が必要になるため、業者にも事前に話しておくとスムーズです。
▶関連記事
外壁塗装で火災保険は適用される?条件や申請手順・注意点を解説
4. 閑散期に工事を依頼する
塗装業者には繁忙期と閑散期があり、依頼が集中しない時期を狙うと値引き交渉に応じてもらいやすい傾向があります。
春(3〜5月)や秋(9〜11月)は人気が高く、梅雨どきや真冬は依頼が減るため、スケジュールに余裕があるなら閑散期を狙う手もあります。
ただし雨天が続くと工期が延びるリスクもあるため、無理のない範囲で検討してください。
▶関連記事
外壁塗装を安くする方法14選!注意点や業者選びのポイントを詳しく解説
5. 耐震改修に伴う税の減額措置を活用する
松戸市の耐震改修補助とあわせてリフォームを行う場合、税制面の優遇措置も受けられる可能性があります。いずれも対象は耐震改修工事そのもので、外壁塗装単体では適用されませんが、耐震改修と一緒に外壁塗装を行う場合に耐震改修費の部分で節税効果が得られます。
| 項目 | 所得税の特別控除 | 固定資産税の減額 |
|---|---|---|
| 対象住宅 | 昭和56年5月31日以前に建築された住宅 | 昭和57年1月1日以前から所在する住宅 |
| 適用条件 | 現行の耐震基準に適合する改修工事 | 現行の耐震基準に適合する改修工事(工事費が1戸あたり50万円超) |
| 軽減内容 | 控除率10%・上限25万円 | 翌年度分の固定資産税が2分の1に減額(120㎡相当分まで/長期優良住宅は3分の2減額) |
| 申告手続き | 確定申告時に「増改築等工事証明書」または「住宅耐震改修証明書」を添付 | 工事完了後3か月以内に証明書を添えて申告 |
| 適用期限 | 現行は令和7年12月31日まで(令和8年度税制改正で令和10年12月31日まで3年延長の方針) | 現行は令和8年3月31日まで(令和8年度税制改正で令和13年3月31日まで5年延長の方針) |
参照:No.1222 耐震改修工事をした場合(住宅耐震改修特別控除)|国税庁
参照:リフォーム促進税制【所得税・固定資産税】について|国土交通省
参照:令和8年度税制改正概要|国土交通省
リフォーム関連の減税制度は耐震改修以外にも複数あります。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
▶関連記事
支払う税金を減らそう!リフォームするなら申請しておきたい10の減税制度
松戸市の外壁塗装に使える助成金に関するよくある質問
最後に、松戸市の外壁塗装の助成金について寄せられることが多い3つの質問にお答えします。
松戸市で外壁塗装だけに使える助成金はありますか?
松戸市には、外壁塗装のみを対象とした助成金や補助金は設けられていません。
ただし、木造住宅の耐震改修工事とセットでリフォーム工事を実施する場合に限り、リフォーム工事費の10分の1(上限30万円)が助成される制度があります。詳細は公式サイトでご確認ください。(参照:松戸市木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費助成のご案内|松戸市)
耐震改修補助を使うにはどうすればいいですか?
まず松戸市街づくり部 建築指導課(電話:047-366-7368)に連絡し、事前協議を行ってください。その後、「松戸市木造住宅耐震診断士名簿」に掲載されている建築士に耐震診断を依頼し、上部構造評点が1.0未満と判定されれば補助対象となります。
対象は平成12年5月31日以前に建築・着工された在来軸組構法の2階建以下の木造住宅で、所有者本人が松戸市に居住していることが条件です。(参照:松戸市木造住宅耐震改修費補助金のご案内|松戸市)
外壁塗装の費用相場はどのくらいですか?
30坪の戸建て住宅であれば、一般的に70万〜130万円が目安です。塗料のグレードや外壁の状態、足場の条件によって幅が出ます。
屋根塗装を同時に行う場合は20万〜50万円が加わり、合計で80万〜150万円程度になるのが一般的です。費用を把握するためにも、複数の業者から見積もりを取って比較してみてください。
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【2025年最新版】外壁塗装のリアルな費用相場と見積書の読み解き方
松戸市で外壁塗装を検討するなら早めの情報収集を
松戸市には外壁塗装単独の助成金はありませんが、耐震改修費補助金(最大100万円)とリフォーム事業費助成(最大30万円)を組み合わせれば、合計で最大130万円の支援を受けられる可能性があります。さらに、耐震改修に伴う所得税の特別控除や固定資産税の減額措置も併用できるため、トータルの負担軽減効果は小さくありません。
令和7年度は予算上限に到達して早期に受付が終了しており、令和8年度の受付は5月7日から開始予定です。年間の受付戸数は25戸と限りがあるため、利用を検討するなら年度が始まる前から情報収集と業者選びを進めておくのが得策です。安さだけで業者を選ぶと施工品質の低下や追加費用のトラブルを招きかねません。見積もりの内容と施工実績を比較し、納得できる業者に依頼しましょう。
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